日本の名言・格言 - 中井源左衛門光昌 日野屋 二代目の近江商人 名言、生涯
中井源左衛門光昌の生涯、名言などを紹介します。
中井源左衛門光昌とは

- 日本の商人
- 豪商である中井源左衛門の子として生まれ、その薫陶を受け、日野屋二代目として商売を広げる
- 文人や画家と交遊し、書画会を開催するなど、文化人として知られる
- 中井家の家訓を受け継ぎ、家法「中氏制要」を残した
中井源左衛門光昌の出身・生涯
中井源左衛門光昌の名言・格言

中井源左衛門光昌の格言や名言などを紹介します。
一つ一つの言葉からは中井源左衛門光昌の考え方や理念、大事にしていることを知る手掛かりになるかもしれません。
- 商家は財を通じ、有無を達するの職分、その余沢を得て相続を立てること
出典:中氏制要
商人の職分とは、財の足りるところと不足するところを繋ぐことにあり、商人の利益はその余沢にあると述べています。 - 相場、買置の術は貪買の所為、人の不自由を締めくくり、他の難儀を喜ぶものなれば、利を得ての真の利に非ず。
出典:中氏制要
品物を買いだめし、高値で売りつけるような商法は、人の難儀を喜ぶようなことであり、それは本当の利益ではないと戒めています。 - その力に任せて、窮迫を哀れみ、救う志あらば、上は天の御心に叶い、下は諸人の気受けよく、商道の利運もその中に有るべし
出典:中氏制要
その財力によって貧窮者を哀れみ、救うという志があれば、天の御心にも叶い、人々からも受け入れられ、商売の利運ともなると述べています。 - 人生は勤むるにあり、勤むるは利の本なり、よく勤めておのずから得るは真の利なり
出典:中氏制要
出典、参考リンク
中井源左衛門光昌の関連書籍 Wikipedia econ.shiga-u.ac.jp dl.ndl.go.jp
日本の名言・格言 - 中井源左衛門光昌 日野屋 二代目の近江商人 名言、生涯